速度が遅いフレッツ光を早くするための方法

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プロバイダーを変えてみる方法があります

フレッツ光を利用していて速度が遅いと感じる場合、ホームゲートウェイの再起動を行っても改善が見られなければ、回線自体が混雑している可能性があります。

フレッツ光の場合には、遅い原因がフレッツ回線そのものというケースもあれば、加入しているプロバイダーが混雑しているためという可能性の2種類が考えられるのです。

このうちプロバイダーの変更が最も簡単な方法ですから、最低利用期間が無いお試し利用が出来るプロバイダーを利用して速度の違いがあるか検証すると良いでしょう。違うプロバイダーを使用しても速度が遅い場合には、フレッツ光回線自体が混雑していて遅いことになります。

集合住宅に住んでいるならそもそも回線の方式が遅い可能性があります

戸建てであれば光ファイバー線が宅内のフレッツ光用のホームゲートウェイまで直接来ているので、速度が遅いと感じる場合には光回線自体が混雑している可能性があります。

しかし、集合住宅に住んでいる場合、MDF室までは最大1Gbps回線で光ファイバーケーブルが来ていても、MDF室から各部屋までの間が普通の電話線でVDSLモデムまで繋がっている場合には、電話線を使った時点で速度が1／10の下り最大100Mbpsの回線にまで落ち込みます。

電話線は1cmでも長くなるほど伝送損失が増えて速度が落ちるので、フレッツ光の回線速度が遅い原因となってしまいます。電話線を使った段階で既に遅い規格に落とされてしまっているわけです。

auひかりに変えても変わらない地域があります

フレッツ光の速度がプロバイダーを変更しても遅いと感じられる場合には、同じく全国展開しているauひかりに切り替えようと考えている人もいることでしょう。

auひかりもフレッツ光と同じ上り下り両方とも最大1Gbpsの光回線ですが、エリアにより電柱を走っている光ファイバー回線が異なります。

首都圏を中心として、KDDIが自前で敷設している光ファイバー回線網を使用した運営をしている地域では、auひかりに切り替えることでフレッツ光とは違う速度を体感出来る可能性があります。

NTTが敷設した回線とは異なるので、混雑状況はNTTとKDDIとでは関係ないからです。しかし、地方で展開されているauひかりホーム（S）ではフレッツ光回線と同じNTTの光ファイバー網を使用しているので、混雑状況に違いが見られず遅い可能性があります。

auひかりを検討するなら、KDDI自前回線エリアかどうかの確認をすると良いでしょう。

NURO光を選べるなら最終手段です

フレッツ光もauひかりも両方とも速度が遅い地域は確かにあります。光ファイバー1芯で利用可能な最大数は決まっているので、上限まで加入が進んでいる状況の地域では、フレッツ光の速度が遅いと感じる人が増えてきます。

もしも、NURO光を選べる関東地区の対象エリアに住んでいるなら、NTTの光ファイバー線を利用しながらもGPONと呼ばれる装置が付いた別の光回線を利用しているので、フレッツ光の回線速度の混雑状況に影響を受けること無く利用出来ます。

光ファイバー網を流れる通信方式が異なるので、速度を重視しているならばNURO光へ切り替えると良いでしょう。

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