支払先が変わるだけ？特に環境が変わらないフレッツ光からNURO光への移行

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工事の際に同じルートを通せば良い

フレッツ光とNURO光では、同じNTTの光ファイバー回線を使用しますが、電柱から分岐する時の装置が異なります。NURO光では国際規格のGPONを採用することにより、通信速度が下り最大2Gbpsを実現しています。

既存の電話配管から新たに光ファイバー線を引き込むことになりますが、既に引き込んである光ファイバー線と平行に這わせれば良いので、ホームゲートウェイの設置場所も今と同じ場所にすることも可能です。

NURO光へ移行する際に一時的にフレッツ光と2回線併存する理由は、電話番号の移し替え手続きに時間がかかるためです。

集合住宅では更に環境が良くなることも

フレッツ光をマンションタイプで利用している場合には、通信方式によりVDSLを使用していると速度が下り100Mbpsに制限されています。NURO光では7階建以下の集合住宅に住んでいる限り、1世帯単位で申込みが可能になりました。

NURO光への移行により既存の電話配管を利用した光ファイバーの引き込み工事を行えば、VDSLモデムと同じ位置にホームゲートウェイを置くことが出来ます。

光配線方式に切り替わることで下り最大2Gbpsへ速度アップすることになり、料金差が少ない割に快適性が増すことになります。集合住宅環境ではフレッツ光からNURO光への移行時の体感速度を感じやすいわけです。

高さ制限が緩和されました

フレッツ光ではマンションタイプが導入されている建物には、戸建てと同じ直接引き込む方式の工事は特別な事情が無い限り行えません。

引き込み工事が行えるケースであっても、都内では7階建まで対応出来ますが、北関東では2階までの対応としている地域もあり地域差が見られます。

NURO光では高さ制限が緩和され、7階建以下のマンションであれば直接引き込みが可能なNURO光G2Vタイプを利用出来ます。屋内工事をNURO光側で行うことにより、MDF室へ光キャビネットを設置する作業をNTT側で行う必要が無くなります。

屋外工事を担当するNTTは光キャビネットまで電柱から光ファイバー線を引いて来るだけで済むので、工事業者の腕に左右されることがありません。

契約がシンプルにまとまります

フレッツ光ではプロバイダーを別途契約しているために毎月の利用料金が分かりにくくなっていましたが、NURO光ではプロバイダー料金だけでなく無線LAN機能が内蔵されており、セキュリティーソフトも5端末分無料で利用可能です。

契約内容がシンプルになるので、余計な費用を支払う必要が無くなります。専用に開発されたホームゲートウェイにより、宅内もスッキリとした配線が行えます。

電話機能を使う時のみTAを設置すれば良いので、固定電話を廃止している家庭では更にシンプルな配線となるわけです。フレッツ光からNURO光へ切り替えることで、契約内容も配線も料金までもスリム化可能です。

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