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目次
WiMAXの電波受信状態を確認しましょう
WiMAX2+が遅いと感じる場合には、ルーター端末自体がしっかりと電波を受信しているか電波状況の確認を最初に行う必要があります。
なぜなら、携帯電話無線ネットワークを使用しているWiMAX2+では電波状況が悪くなると送受信可能なデータ量が減るからです。WiMAX2+ルーターでしっかりとアンテナレベルが強となっていれば問題ありませんが、電波が弱いようであればルーターの場所を窓際に移動するなど強い電波を受信出来るようにする必要があります。
アンテナ受信レベルが強いにも関わらずまだ遅いと感じる場合には、別の原因を探る必要があります。
WiMAXルーターとの接続方法に問題は無いか
携帯無線基地局とWiMAX2+ルーター間で送受信されたデータは、ルーターを経由して無線または有線接続により実際にインターネット接続をするパソコン・タブレット・スマートフォンなどの各端末へ繋がります。
WiMAX2+が遅いと感じる理由として、ルーターと各通信端末の間で接続が上手く行っていない可能性があります。無線接続の場合には、混信している可能性もあるので通信チャンネルを切り替える方法も有効です。
手動設定が難しい場合には、全てのルーターと通信端末を再起動して繋ぎ直すことで空いている無線LANチャンネルが選択されます。ルーターと通信端末間の接続にも問題が無い場合には、他の原因をあたることになります。
WiMAXの速度制限がかかっていないか
WiMAX2+が遅いと感じる原因の1つとして、ギガ放題プランに入っている場合であっても直近3日間の通信容量が3GBを超えた場合には、翌日から直近3日間の通信容量が3GBを下回るまでの間、速度制限がかかります。
下り最大1Mbpsから6Mbps程度の間で安定している場合には、大量通信者に対する速度制限が考えられます。
ハイスピードプラスエリアモードに対応している端末でau 4G LTEを利用している場合には、月間7GBに到達するまで使用してしまうと月末まで下り最大128kbpsという非常に遅い通信速度となってしまうので容量管理を徹底する必要が求められます。
WiMAXシングルでも遅いのか
WiMAX2+を利用していて遅いと感じる場合に、利用しているルーター端末によってはWiMAXシングルのノーリミットモードを搭載しているならば、一度ノーリミットモードに設定して試してみる方法があります。
WiMAXシングルでは速度制限が一切無いことから、ノーリミットモードであっても電波状況が良いにも関わらず遅い場合には端末の故障を疑う必要が出てくるからです。
WiMAX2+のハイスピードモードを利用している際に速度制限がかかっている場合であっても、WiMAXシングルのノーリミットモードよりも早い場合もあります。WiMAX2+が遅い場合には全ての原因を1つずつ確認して行くことで遅くなっている原因を探ることが出来るのです。
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